【27歳の私が天皇について考えた②】読売の元旦・一面がよりによって皇室ネタだった

紙の新聞を購読しなくなってひさしい。それでも元旦の新聞は楽しみにしています。

で、おじーちゃんちから貰ってきた一面がコレ。

秋篠宮さまを「皇太子」待遇…「退位」特例法案

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新年一発目から”秋篠宮さま”のなまえが一番最初か。

見出し一読「ひどい!」と言ってしまいました。

なぜなら、昨年は天皇退位の話だったのが正月には秋篠宮の待遇の話にすり替わっていること。

皇太子に就位しないのに皇太子待遇になること。の2つが大きいからです。

そりゃ皇太弟の話題もありましたから予定調和ですし、驚いたとは言いません。文仁親王は継承順位2位なので原則として即位する可能性があることはわかります。しかし、記者会見でも天皇・皇太子が発言できない分、あえて踏み込んだ発言をするところがありました。それは弟宮だから大目に見られる点があったのではないでしょうか。皇太子にならない人だから、と皆思っていました。それを本来皇太子にふさわしい人がいるにもかかわらず待遇引き上げですから、彼にはアンフェアな印象がついて回るでしょう。しかもまだ、皇太子が存在する状態ですからね。

皇室は事実上・・とか、OO扱いだとか私たちを迷わせそうなことは避け、原則論でいてほしいのですが・・。

秋篠宮のイメージは、白髪だった。男の子がいるところ。ヒゲ。一般的にはこんなものではないですか。興味のない人は天皇と皇太子の顔と名前もわからないし。秋篠宮はいわずもがな。鯰のイメージがない人だっている。

既に決まっていた平成30年改元

この記事を読むと日程が断定的に書いてあってやっぱりなと思う。2018年中に退位視野に。今年5月大型連休前後に法案提出。

今上天皇は昨年8月、「象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば」ビデオで、平成もあと2年で30年を迎えと前置きしました。最初から退位の意向→お気持ち表明→有識者ヒアリング→法案提出まで日程がすべて決まっていたかのようです。話によると大嘗祭の準備もすでにはじめているらしいし、出来すぎです。

しかし、このように政治日程がはっきり決まっているなら、5年前から譲位を考えていて、どうして今この時なのかわからない。天皇が政治を動かしたのは事実だけど。なぜ今なのか、天皇明仁はだれに継がせたいのかが見えない。女性宮家案が通らなかったから今なのか。

意向が報じられた直後は自分の後の皇室を死ぬ前にしっかり見ておきたいのではと推察する人がいたが、だとすれば何を見届けたいのか私にはわからない。慰霊の旅の継続か。祭祀か。慰問か。

彼は国民の皇室支持率(そんな世論調査はないけれど)を気にしていて、将来の支持低下をまず心配しているのでしょうが、彼の仕事中毒的なところが皇太子妃バッシング(皇室イメージの低下)の追い風になった部分は否めないので、私は矛盾をもって見てしまうのです。

結局は東宮の世継ぎ不在による歪なイレギュラー継承をスムーズに遂行させたいのだろうと考えてしまいます。

この記事でさらに納得しにくいのが、退位した天皇の呼称は上皇(太上天皇)とすると書いていることです。

なぜわざわざカッコして太上天皇と書いたのか。上皇は太上天皇の略称らしいからそう書いたんだろうけど、身位は一つに決めますよね。混乱するから正式に表現したほうがよいでしょう。

読売新聞としては、退位後は天皇陛下→上皇陛下とほとんど語感を変えずに一般報道したいのかな。”上皇皇太后両陛下”が当たり前に紙面に踊る日も近い・・。

秋篠宮が皇太子待遇なら親王妃紀子は皇太子妃待遇か?おいおい勘弁してくれヨ

待遇とは何を指すのか。記事中では宮家への皇族費支出額の引き上げと読める。

皇室は格を重んじ、何事も前例主義に傾きがちだと思っていたのだが、こんななし崩し対策でいいのだろうか。新しい時代というのなら、それが国民に見える形にしてこそ、実感があるというものでしょう。

そうしないのは忘れてくれ、見て見ぬふりしてくれというようなもので、国民と共に歩んできた平成皇室イメージに逆行していないか。

皇族は経済活動の自由が制限されているが、内廷皇族に比べれば宮家はまだ自由なはず、そういうことも特別法で制限するのか?金額引き上げならもっと慎重にやってほしい。

そもそも仕事が皇太子並に増えるとはどういう状況だろう。式典参加や、外国訪問。宮中祭祀もするのか?現実にもともと皇太子が来ていた式典に皇太子扱いだが皇太子でない人を迎えるとき。群衆はどう思うだろうか。どう迎えたらいいのか分からない。本当は来ないはずだった専門外の人が来ちゃった残念な感じがしないか。外国訪問ならなおさら、現地の人々はそう思うのではないか。

天皇の家族はだれか

私は以前から、天皇誕生日の一般参賀のニュースと元旦の天皇ファミリー集合写真を見ると想像することがある。

もし、皇太子が即位したら庭で手を振るのは3人だけになるよね、と。

現在も天皇の弟である常陸宮夫妻は参加していないのだからそうなるのが普通のはず。現在の天皇ファミリーは天皇とその配偶者、天皇の子、子の配偶者と孫だけだからだ。

秋篠宮ファミリーは天皇の家族ではないことが明確になってしまうのに、待遇は皇太子だと非常にちぐはぐでバランスが悪い。ここにいない人が実子を差し置いて次期天皇候補だなんて、まったくスムーズな継承が行われるとは思えないのです。そんな状態が30年も続いたら結果的に皇室はないのと同じになってしまうだろう。

だからって秋篠宮ファミリーが一緒にベランダへ立ったら、家族じゃない人が並び立つことになってやはり不自然だ。かくして弟夫妻と内親王らが12月に天皇と一緒に手を振るのも今年が最後なのでしょう。

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